2013/11/11

イワガラミの葉を蚕食するアメリカシロヒトリ(蛾)亜終齢幼虫:微速度撮影



2013年9月上旬

アメリカシロヒトリの飼育記録1

イワガラミの葉裏に一匹だけ隠れていたアメリカシロヒトリHyphantria cunea)の幼虫を近所で採集して来ました。
巣網での集団生活を解散して単独行動なので、4齢以降と思われます。
(この時点で亜終齢であることが後に判明します。)
ミニタッパ容器に隔離して飼育することに。



毎朝、新鮮な食草としてイワガラミの小さな葉と入れ替えてやると一日でほぼ一枚の葉を食べ尽くしました。
食欲旺盛な食べっぷり(食害)を微速度撮影で記録してみました。
朝から晩まで約12.5時間、10秒間隔でインターバル撮影した4,511枚の連続写真を元に早回し映像を作成しました。

外側を向いて葉に止まり、葉縁からきれいに蚕食していきます。
撮影中に照明で照らし続けても葉の陰に隠れたりしないのは意外でした。
この日は葉裏に毛虫を乗せてやったら、ずっとそのままでした。
堂々と摂食・休息・排泄のサイクルを繰り返します。

容器にサランラップで蓋をしていたら、葉から蒸散した湿気でサランラップが次第に曇ってきてしまいました。
小孔を開けても良いのですが、容器の底にティッシュを敷くと糞の掃除も楽になり蒸れ防止にもなる(ラップに結露しない)ことが後に分かりました。

つづく→「脱皮が近いアメリカシロヒトリ終齢幼虫【蛾:微速度撮影】




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